日本人の大人気観光スポットとして渡航者が多い台湾。その中でも台北や高雄は非常に人気が高い都市ですが、中には「台湾飽きてしまった…」と思っている方も多いのではないでしょうか?
もし台湾の魅力をさらに知りたいのであれば、ぜひ台東という街へ行ってみるのがおすすめです!
そこで今回は実際に僕が観光した台東市内で開催される2つの夜市について紹介します。
そもそも台東市ってどんな街なの?
台東市は台湾南東部に位置する都市であり、太平洋側に面しています。
台北や高雄よりは規模が小さな都市ですが、その分バイクの排気ガスがあまり感じられず、過ごしやすいと思いました。
主な観光スポットは台東天后宮や鯉魚山公園、旧台東駅など。
マニアックな都市のため、1ヶ月滞在したにも関わらずほとんど外国人を見かけませんでした。
池上や知本温泉などの観光スポットにも近い!
台東市は市内だけではなく、周辺にもさまざな観光スポットがあります。
具体的には、のどかな田園風景が楽しめる池上や知本温泉など。また、市街地から少し離れると富岡港から緑島や蘭嶼島といった離島へ行けます。
ちなみに池上は台湾の中でも特に美味しい米が育てられているところで有名な地域。
台東では、そんな池上のお米を使った弁当が市内でいくつも販売されています。
台北から台東へ行く方法は?
台北から台東へ行く方法としては主に3つ。飛行機・列車・バスのどれかになります。
台北から飛行機で行く場合
一番効率よく短時間で行きたいのであれば、飛行機がおすすめです!
台北市内ににある台北松山空港から台北空港へ定期便が運航しており、プロペラ機で移動します。
台北-台東のフライトであれば、ユニー航空(立榮航空・UNI AIR)とマンダリン航空の2社が担当。片道であれば、だいたい6,000円から8,000円程度で購入可能。
なお、実際にユニー航空に乗った感想やマイルの情報に関しては以下の記事で紹介しています。
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台北から列車で行く場合
のんびりと移動したいのであれば、列車がおすすめです。
台湾では高速鉄道もありますが、台東には通っていないため、台北から台東へ向かう場合は3〜4時間かかります。
なおかつ台湾東部は切り立った山が多いため、電波が入りにくいという問題もあります。
しかし、その分台湾の大自然が楽しめるという魅力があるため、のんびりと電車旅を楽しみたい方にとってはたまらないかもしれません。
ちなみに、台東駅周辺は特に何もないため、駅についたらとりあえず中心部の方へ向かいましょう。
バスで台東へ行くことも可能だが…
台湾観光サイトでは、高雄や花蓮からバスで行けることが記載されています。
確かに台東バスステーションもありますが、自分は利用していないため分かりません。
そもそも、全体的に台東は交通アクセスが他の都市と比べて悪いため、スムーズに行きたい場合は飛行機か台湾鉄道が向いています。
ちなみに空港も駅も台東中心部から離れているため、タクシーもしくはバスを利用しましょう。
台東の夜市①台東観光夜市
まず紹介するのは台東観光夜市。
まだ歴史が浅い夜市ですが、中心部から近いこともあって気軽にグルメを堪能できます。
台東観光夜市の開催場所・時間
台東観光夜市は、毎週水曜日から土曜日まで開催。
台湾の夜市と聞くと毎日開催されているイメージがあるかもしれませんが、それは一部に限られます。
台北や高雄といった主要都市以外の夜市は、毎日開催されているわけではないため、いつ開催されるのかチェックした上で利用しましょう。
台東観光夜市は中心部に泊まっているのであれば歩いていけますが、台東駅から向かう場合はタクシーで10分ほど。
なお、開催場所はシェラトン台東ホテルに面した道路です。
台東観光夜市が開催される部分だけ交通禁止になる上に、そのエリアだけ人が多くなることから、すぐに見つけられます。
台東観光夜市の近くにある台東中央市場も個人的におすすめ。観光スポットではないけど、日中は活気があって楽しいよ!
台東観光夜市ってどんな感じ?
台東観光夜市は小規模な夜市ですが、それゆえにサクッとグルメを楽しみたい時にぴったりです。
食べ歩きはもちろんのこと、座って牡蠣のオムレツやステーキなどが食べられます。
僕は何度も足を運びましたが、1回だけ映画上映が行われていたときもあり、子供達が楽しく見ていました。
また、八百屋と面しているため、新鮮やフルーツや野菜を夜市のついでに購入することも可能。
訪れた時期は、スイカが激安価格で売られていました。
僕は〆として毎回その場でミキサーにかけてもらえるフルーツジュースを飲んでいました!
台東観光夜市で実際に食べたグルメ
まず食べ歩きのようなスタイルで、、バーワン入りのシュウマイや臭豆腐を食べました。
日本では500円ほどかかるタピオカミルクティーも、台東観光夜市では約80円で売られています。
また、台東観光夜市の端っこで営業している臭豆腐は人気の屋台で、ぜひチェックしておきたいところ。注文方法は行列に並んで、どのサイズが欲しいのか指をさせば伝わります。
もちろん、ある程度中国語が話せるのであれば積極的に使うのが良いでしょう。
臭豆腐好きな僕はどの夜市であれ必ず臭豆腐を食べるのですが、ここの臭豆腐はとにかく柔らかいため、食べる際には脂が飛び出して服にかかってしまわないように気をつけましょう。
また、注文する際には店員が辛いソースをかけてくれますが結構辛いです。
辛いものが苦手な方は、入れないようにした方がいいかもしれません。
一方で台東観光夜市でゆっくり食べたい場合は、上記の屋台とは反対方向に向かいましょう。
台東中央市場側では座って料理が食べられるように、椅子と机が用意されています。
ここでの注文方法は、一般的な台湾の注文方法とほぼ同じ。店員から料理が書かれた紙をもらって、欲しい料理の横に「正の数え方」で記入します(1つだけ欲しいなら「ー」と書く)。
書いたらスタッフに渡して、料理が届くのを待つだけです。
スープやお茶はセルフサービスのため、料理が作られている間にゲットしちゃいましょう。
ステーキであれば480円ほどしますが、熱々のまま食べれますよ!
台東の夜市②四維夜市
台東市内で行われる夜市は、台東観光夜市だけではなく四維夜市もあります。
四維夜市の開催場所・時間
四維夜市は日曜日だけ開催される夜市であり、台東観光夜市と比べると気軽に行ける夜市とは言えません。
しかし、台東観光夜市よりも規模が大きく、人も多いです。
台東駅からタクシーで15分ほどかかりますが、台東天后宮から近いため、観光のついでに立ち寄ってみるのがおすすめです。
四維夜市ってどんな感じ?
四維夜市は上記で述べた通り、規模が大きな夜市。
そのため、夜市の中には子供向けの巨大な遊び場や紙芝居のようなもの、ちょっとしたゴーカートまで用意されています。
台東観光夜市では見られなかった規模が大きなものがいくつもあるため、家族連れやカップルが多い夜市という印象が残っています。
また、四維夜市では駐輪場がかなり用意されており、多くの観光客がバイクで訪れている印象を持ちました。
規模が大きいこともあり、四維夜市は3つの通路ができています。
真ん中の通路はグルメよりも小物やUSBといったちょっとしたアイテムなどが販売されていますが、真ん中だけ出店数が多くありません。
グルメを楽しむのであれば、個人的には右と左の通路だけ通ればいいかなと思っています。
四維夜市で実際に食べたグルメ
四維夜市では、牡蠣のオムレツや巨大なチキン、デザートとしてぴったりな回転焼きなどを食べました。
四維夜市でも、台東観光夜市同様に紙に書いて注文するだけなので、簡単に席に座って食べることができます。
また、ツイートのようにネイヨンやワンダイが聞かれることもあるため、ぜひ覚えておきましょう。
また、動画内ではナマズ料理も食しています。
なかなか日本では見ないような、ナマズをぶつ切りにしたスープは漢方のような味わいがして健康的な料理と思えました。
ナマズのスープに関しては四維夜市の一番端っこにあるため、気になる方はぜひ注文してみてください!
台東を観光する際は夜市も忘れずに!
毎日開催されているわけではありませんが、台東の夜市は台北や高雄では感じられないようなローカルな雰囲気が残っています。
ぜひ台東観光する際には、台東観光夜市や四維夜市を巡ってみてはいかがでしょうか。
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