クレジットカードがあると、現金よりもスムーズに決済できます。
しかし、もし海外でクレジットカードを紛失してしまった場合はどうすればいいのでしょうか。
そこで今回は、実体験を交えつつ海外でクレジットカードを紛失した場合の対処法や紛失しないためのコツなどを紹介します。
できる限りトラブル無く旅行したい方や万が一に備えた対策をしたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
海外でクレジットカードの紛失が分かった場合の対処法
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もし海外でクレジットカードを紛失してしまった場合、以下の流れに沿って行動しましょう。
①すぐにカード発行会社へ連絡
紛失していることに気づいたら、すぐにカードの発行会社へ伝えてください。
連絡が遅くなると、誰かが拾って悪用してしまう恐れがあります。
早ければ早いほど機能を停止できるため、できる限り早めに行動してください。
②ポリスレポートをもらう
発行会社に連絡後、現地の警察からポリスレポートをもらいましょう。
ポリスレポートは盗難報告書とも呼ばれる書類で、もしもらっていなければ不正利用された際の補償が受けられない可能性があります。
英語が話せない方にとってはツラいかもしれませんが、万が一のことも考えてもらいに行きましょう。
③すぐにでも欲しい場合は緊急カード発行
もしすぐにでもクレジットカードが欲しいのであれば、緊急カードを発行してもらいましょう。
全ての発行会社が行っているわけではありませんが、海外で緊急用のクレジットカードを発行してもらえる会社もあります。
④帰国後、クレジットカードを再発行
海外旅行から帰った後、改めてカード会社に連絡して再発行してもらいます。
場合によっては再発行手数料がかかってしまうため、その点もチェックした上で連絡しましょう。
自分が行ったクレジットカード紛失時の流れ
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この項目では、実際に紛失してしまった自分が行った流れについて紹介します。
紛失に気づいてすぐさま連絡!
自分が紛失した場所はジョージアのトビリシであり、恐らく駅前のごちゃごちゃしたマーケットで落としたと思っています。
マーケットから帰宅後、ふと財布の中身を見たらクレジットカードが無く、すぐにカード発行会社へ連絡。
すぐに利用停止してもらった後、「一応ポリスレポートをもらっておいてください」と言われたので、警察へ行きました。
英語苦手マンVSジョージア警察
言われたとおり警察へ行ってポリスレポートを作成してもらおうと思ったのですが、英語が苦手過ぎるがゆえに全く話が進まず…
それどこか、警官が非常にゆるく、自分のことを後回しに他の警官と喋ったりタバコを吸ったりなど、予想以上に時間がかかってしまいました。
最終的にはポリスレポートを作成してもらったものの、二度と海外の警察に巻き込まれたくないと思うほど労力がかかってしまいました。
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ここまで大変だとは思いもしなかったです…
帰国後に再発行
紛失したクレジットカードは、日本に帰国した後に再発行してもらいました。
再発行手数料がかかったものの、だからといって紛失したままにするのもおかしいため、現在では再発行してもらったものを使っています。
各クレジットカードによる具体的な対処法
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海外で紛失した際の再発行に関しては、各クレジットカードによって異なります。
事実、自分が紛失したクレジットカードは海外での紛失には対応してくれるものの、緊急カードは用意されていないようでした。
そこでこの項目では、主なクレジットカードを3つピックアップし、どのような対処法を行っているのか紹介します。
①楽天カード
「楽天カード」の場合は、365日24時間対応している紛失・盗難専用ダイヤルに電話します。ただし、緊急カードを発行する場合がブランドによって異なります。
VISA・マスターカードの場合
VISAやマスターカードは、紛失・盗難専用ダイヤルに電話した後にスタッフが緊急カードの発行を各ブランドへ依頼。
その後、ブランド側から利用者に連絡が入り、緊急カードを受け取ります。
ただし、緊急カードの受け渡し方法に関しては状況に異なります。
JCBの場合
JCBの場合は、自分で直接JCBへ連絡します。
その後、JCBから楽天カードに連絡が入り、情報を確認し終えた後に楽天カードからJCBへ緊急カードの発行を依頼。
最後に、JCBから利用者に連絡が入り、緊急カードを受け取ります。
ただ、こちらもVISAやマスターカード同様に受け渡し方法が状況によって異なります。
ちなみに、各ブランドの特徴やメリット・デメリットに関しては以下の記事をご覧ください。
②JCBカード
「JCBカード」の場合は、JCB紛失盗難受付デスクやJCBプラザに連絡します。
公式サイトには、通話料無料の電話番号が掲載されているため、そちらをチェックした上で電話しましょう。
緊急カードに関しては、一部のJCBプラザかJCBプラザラウンジで受け取れます。
ホノルルやグアム、香港など一部のエリアではその日のうちに受け取れるため、すぐに欲しいときでも安心です。それ以外のエリアは、2〜5営業日ほどかかります。
③ANAカード
「ANAカード」に関しては、ブランドによって連絡先が異なるため、公式サイトをチェックしましょう。
ただ、どのブランドも緊急であれば24時間対応していることから、深夜にクレジットカードの紛失が分かっても対処可能です。
海外旅行中にクレジットカードを紛失しないためにも
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上記を読んで分かるように、海外で紛失するとさまざまな手間がかかります。
だからこそ、事前に紛失しないための対策をしておきましょう。
旅行中はいつも以上にしっかりと管理する
海外は日本のように治安が良いとは限らない上に、拾った人が必ずあなたや警察に届けてくれるわけではありません。
だからこそ、クレジットカードを無くさないようにしっかりと管理しておきましょう。
例えば、クレジットカードを財布の奥に入れて落とさないようにするという方法があります。
旅行前に万が一のことが起きた場合の対処法を知っておく
万が一のことが起きてもすぐに対処できるように、海外旅行前に発行会社の情報をチェックしておきましょう。
電話番号や手続きの流れなどを知っておくことで落ち着いて行動できます。
なお、エポスカードの場合はクレジットカードを受け取る際に海外旅行保険に関するしおりをもらいます。
保険に関することはもちろんのこと、海外から電話する際の連絡先も掲載されているため、忘れずに持っておくと良いでしょう。
海外旅行保険に関しては以下の記事でまとめているため、気になる方はぜひチェックしてみてください。
クレジットカードを紛失したら落ち着いて対処しよう
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今回は、実体験を交えつつ海外でクレジットカードを紛失した際の対処法について紹介しました。
この記事では基本的な部分を紹介しましたが、詳しい部分はクレジットカードの発行会社によって異なります。
だからこそ、海外旅行前に自分のクレジットカードの対処法をチェックしてみてください。