Webライターは副業として始めやすい仕事であり、大学生や主婦がアルバイトとして始めるケースもあります。
ただPCとネット環境だけ用意すれば良いというわけではなく、Webライターとして仕事をするためには必要なソフトを用意しなくてはなりません。
そこで今回は、Webライターに必要なソフトやおすすめのソフトを紹介します。
これかれWebライターとして働こうと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
Webライターに必要なソフトとは?
Webライターに必要なソフトは、主に5つ挙げられます。
どれも基本的なビジネスで用いられるソフトであるため、すでに導入している方もいるかもしれません。
Word
基本的にWebライターがライティングする媒体は、「Word」「Wordpress」「Googleドキュメント」の3つになります。
「Wordpress」と「Googleドキュメント」は、クライアント側が用意してくれたり無料で利用できたりすることから問題ありません。
しかし、「Word」の場合は自分で用意する必要があります。
無料で使用することもできますが、どうしても有料の「Word」と比べると機能の制限が設けられていることから、思うように使えないでしょう。
また、「WPS Writer」を代用として使いたい方もいるかもしれませんが、個人的にはビジネスで一般的に使われている「Word」を導入したほうが良いと思っています。
以前ネカフェでバイトしていたとき、互換性の問題でトラブルが起きていた人がいたので……
Excel
「Word」だけではなく、「Excel」もWebライターにおいて必要なソフトです。
案件によっては、「Excel」でまとめられている構成に沿ってライティングする場合があります。
そのため、「Word」だけではなく「Excel」も用意しておきましょう。
「Word」や「Excel」はよく使うけど、「PowerPoint」は使う出番無いです…
チャットソフト
クライアントとやり取りする上で、チャットソフトというのは非常に重要です。
募集要項にチャットソフトを用いた連絡ができるかどうか記載されている場合もあり、Webライターを始める上では必ず導入しておくべきソフトと言えるでしょう。
実際に自分も以下のチャットソフトを使っています。
Chatwork
「Chatwork」は、Chatwork株式会社が提供しているチャットソフトです。
個別のチャット機能やグループチャット機能が備わっており、1つのアカウントでさまざまな人やグループとチャットできます。
その上、検索機能を使うことで必要な情報をすぐ見つけられるというメリットもあります。
一方で、無料版は累計7つのグループチャットしか利用できないことに注意しましょう。
累計であることから、過去7つのグループチャットに出入りすると、その後他のグループチャットに参加できなくなります。
継続的にWebライターとして活動したいのであれば、有料プランを利用するようにしましょう。
Slack
「Chatwork」と同じく人気のチャットソフトとして、「Slack」が挙げられます。
「Slack」は海外で生まれたチャットソフトであり、他サービスとの連携や絵文字のカスタマイズなどが可能。
世界的に使われているソフトということもあり、海外の人とやり取りする上でも使えます。
ただ、「Slack」の場合はグループごとにアカウントの内容が変わるという欠点があります。
同じメールアドレスでもグループごとに写真や名前を変更しなければなりません。
気にしない人もいるかもしれませんが、Webライターとしてのニックネームを持っている人にとっては面倒に思えるかもしれません。
とりあえず両方ともダウンロードしておけばOK
LINE
多くの日本人が利用している「LINE」も、クライアントとやり取りするソフトとして使われることがあります。
ただ、個人的な感覚として「Chatwork」や「Slack」のほうが使われていると思います。
「LINE」はプライベート向けのチャットソフトであり、ビジネス向けではありません。
一方で「Chatwork」や「Slack」はビジネス向けのソフトであるため、基本的にはどちらかが使われることが多いです。
ビデオ会議ソフト
新型コロナウイルスの流行によってさまざまな業界で積極的に使われているビデオ会議ソフトですが、Webライターにおいても必要な存在です。
現在では面接や打ち合わせなどでビデオ会議ソフトが使われており、「Word」や「Excel」などと同じく必要なソフトとなっています。
なお、過去に自分が使ったことのあるビデオ会議ソフトとしては以下のとおりです。
Zoom
ビデオ会議ソフトは、「Microsoft Teams」や「Skype」、「Cisco Webex Meetings」などさまざまありますが、特に人気のソフトが「Zoom」です。
アメリカで生まれた「Zoom」は、世界的に一般的なビデオ会議ソフトとして定着しました。
多くの人が利用しているビデオ会議ソフトであるため、ダウンロードしておけば幅広いシーンで活用できます。
クライアントとのやり取り以外にオンラインスクールの授業やオンライン飲み会でも活用されやすいため、基本的にメインのビデオ会議ソフトとなりやすい存在です。
「Zoom」自体は無料プランで十分使えます。
長時間の面接や大人数での会議などを行わない限りは、有料プランに切り替える必要はないでしょう。
Google Meet
手軽に面接や相談などをしたい場合には、「Google Meet」がおすすめです。
ブラウザ上で利用できるサービスで、Googleアカウントさえ持っていれば誰でも気軽に利用できます。
セキュリティ対策もしっかりされており、ネットワークの速度に応じて自動的に設定を変えてくれます。
そのため、ネットの速度が遅くても高品質のビデオ通話が可能です。
Whereby
「Whereby」も、「Google Meet」と同じくブラウザ上でビデオ会議ができるサービスです。
英語サイトですが、サクッと利用できることから、少しだけ相談したい場合にぴったりでしょう。
ただし、無料版だと最大参加人数が4名と制限されています。
個人の経験としても「Whereby」を使ったのは1回しかないため、基本的にはビジネスでよく利用される上記の2つを使いこなせるようになっておくと良いでしょう。
会計ソフト
Webライターとして稼ぐ上では、きちんとお金の計算もしておかなければなりません。
特に確定申告を行う場合、なおさら重要です。
「確定申告ってすごく面倒くさそう…」と思うかもしれませんが、日頃から会計ソフトでまとめておけば、スムーズに必要な書類を作成できます。
会計ソフト自体はさまざまありますが、主に以下のようなソフトが挙げられます。
freee
自分が利用している会計ソフトでもある「freee」は、会計ソフトの代表的な存在と言えるほどの知名度を持っています。
簡単に管理できるソフトであるため、経理や簿記の知識が無い方でも問題ありません。
チャットサポートがあるため、気になることがあれば気軽に質問できます。
初めて確定申告の書類を作成する際は本当にありがたい存在でした……!
確定申告自体も手順に従って作業するだけで書類が作れます。
また、会計業務の全般に幅広く対応しているアプリ版もあることから、スマホで会計業務を済ませることも可能です。
弥生会計
「弥生会計」の場合、クラウド型の「弥生会計 オンライン」とインストール型の「弥生会計21」があります。
特に「弥生会計 オンライン」は開業したばかりの方をターゲットにしており、Webライターとしてデビューした方にとってはぴったりなソフトかもしれません。
その上、画面を共有して税理士と取引データをやり取りできることから、ちょっとした疑問があっても解決しやすいという魅力もあります。
「弥生会計」の場合はフリープランが用意されているため、まずは無料で触ってみてから本格的に導入するかどうか考えてみると良いでしょう。
マネーフォワード
MFと略されることもある「マネーフォワード」は、厳重なセキュリティや取引データの一括登録などが魅力の会計ソフトです。
そのため、セキュリティ重視の方やさまざまなクライアントと取引している方に向いているでしょう。
また、他の会計ソフトからスムーズに乗り換えられることもできます。
もし「freee」や「弥生会計」が合わないのであれば、「マネーフォワード」への移行を検討してみると良いかもしれません。
個人的におすすめのソフトも紹介
「Word」や「Excel」、「Zoom」などはWebライターにおいて必要なソフトですが、個人的におすすめのソフトもあります。
どちらもWebライターとして活用できるソフトであるため、ぜひチェックしてみてください。
JustFocus
「JustFocus」は、強制的にポモドーロテクニックを体感できるソフトです。
ポモドーロテクニックとは25分の作業と5分の休憩というセットで時間を管理する方法であり、集中力や生産性をキープしたいときに活用できます。
「JustFocus」の場合、25分経過すると以下のような画面に切り替わって作業できなくなります。
そのため、しっかりとポモドーロテクニックを活用して仕事したい方におすすめです。
特にWebライターは集中力が切れるとライティングが進みにくくなることから、効率よくライティングしたい方はぜひ取り入れてみると良いでしょう。
Kindle
「Kindle」と聞くと読書ソフトのイメージがあると思いますが、ライティングにおいても活用できます。
そもそもWebライターは、文章力よりも情報収集力のほうが重要な仕事です。
案件によっては、ネット上や自分の経験だけではどうしても情報が足りない場合もあるでしょう。
また、文章を引用したいときにいちいち自分で打ち込むのは面倒です。
その際に「Kindle」をPCにダウンロードしておけば、すぐに必要な本の情報を調べられます。
ネットの情報はあいまいなものも多数あるため、きちんとしたデータを利用したいときには「Kindle」が役立つでしょう。
ソフトを導入してWebライターになろう!
今回は、Webライターとして必要なソフトをメインに紹介しました。
Webライターは簡単に始められる仕事とはいえ、チャットソフトやビデオ会議ソフトなどの必要なソフトもあります。
もしソフトをきちんとそろえていなければ、クライアントに迷惑をかけてしまうかもしれません。
そのため、これかれWebライターを始めようと思っている方は、それらをそろえることから始めてみましょう。
コストがかかるものもありますが、Webライターとして活躍する上では必要な経費となります。
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