LCCのおかげで、5万以下で日本から行けることもあるギリシャ。
ギリシャといえばアテネやサントリーニ島が浮かぶかもしれませんが、テッサロニキもおすすめですよ！
今回は実際に一週間滞在した僕が、テッサロニキを観光する上での魅力や治安について紹介します。
ギリシャ第二の都市「テッサロニキ」の基本情報
テッサロニキはギリシャ北部に位置する都市であり、エーゲ海に面しています。
アレクサンドロス大王でお馴染みマケドニア帝国の頃から商業都市として発展し、ローマ帝国やオスマン帝国に占領された後も重要な拠点として使われました。
少しアテネと比べて現代っぽい町並みである理由は、過去の大火災で街全体が燃えてしまったため。
といっても、現在は綺麗な街並みに改修されており、観光都市として多くの観光客がやってきます。
テッサロニキを観光する魅力って何？
そもそもテッサロニキを観光する上での魅力とは一体何なのでしょうか。
個人的には4つの魅力があると思っています。
①アテネに負けない絶景が見渡せる！
アテネの場合はアクロポリスから絶景が見渡せますが、テッサロニキの景色もアテネに負けません！
海沿いはしっかりと舗装されている上に、少し離れた場所にはビーチも点在。
テッサロニキを代表する観光スポット「ホワイト・タワー」に登れば、アイキャッチ画像のような絶景が広がります
また、テッサロニキは坂の街でもあるため、少し小高いところから眺めると町並みとエーゲ海を一緒に眺められますよ！
②アテネと比べて治安良好
アテネの治安はあまり良くないですが、テッサロニキの治安は良好です。
僕が民泊したホストのギリシャ人も「ここは安全だ！」と言い切っており、アテネのような物乞いも1人しか見かけませんでした。
そのため、安心してギリシャ観光したい方にも良い都市といえます。
といっても、夜に外出するのはおすすめできません。
特にテッサロニキ駅周辺だけは治安が悪いとよく言われるため、夜に電車を利用する方は気をつけましょう。
夜にテッサロニキ駅へ到着した際には、すぐにタクシーに乗るのが良いと思います。
③歴史的建造物がいくつも点在
テッサロニキにある歴史的建造物は、「テッサロニキの初期キリスト教とビザンティン様式の建造物群」として世界遺産に認められています。
具体的な内容に関しては、以下の記事にまとめています！
また、少し離れたところにはマケドニア帝国の首都であったペラの遺跡があります。
マニアックな観光スポットですが、偉大なる帝国の歴史を知りたいのであればぜひ立ち寄ってみるのがおすすめ。
ツアーに参加すれば効率よく観光できるうえに、ガイトがマケドニアに関する歴史について教えてくれると思います。
④周辺国へのアクセスに優れている
テッサロニキにはブルガリアやトルコといった、周辺国へ向かうバスが運行しています。
そのため、リーズナブルな価格で移動したい時にぴったりです。
バス停の場所はそれぞれ異なりますが、バス会社の中には移動中にパンや水をくれることも。
実際、僕もテッサロニキからソフィアへバスで向かう際にそれらをもらいました！
テッサロニキは長期滞在に向いている？
個人的にテッサロニキは長期滞在に向いている都市だと思います。
物価はそこまで高くなく、airbnbであれば1ヶ月4〜8万円でまるまる貸し切りできます。
地下鉄はありませんが、電気スクーターであるLimeを利用すれば問題ないでしょう。
治安も悪くない上に、サクッと利用できる印刷屋も点在。
英語も通じるため、海外ノマドの滞在地としてもぴったりです！
きちんと計算していないので物価に対して具体的に触れていませんが、たぶんアテネよりは少し安いと思います……
アテネからテッサロニキへ向かう方法って？
アテネからテッサロニキへ向かう方法は3種類あります。
| メリット | デメリット | |
| 飛行機 | 一番時間が短い（約50分） | 一番高い（6,000〜10,000円） |
| バス | 一番安い（2,000〜4,000円） | 一番時間が長い（5〜6時間） |
| 電車（ギリシャ国鉄） | ぼちぼちの価格でスムーズに移動できる（3,000〜7,000円） | トイレが少し汚い |
個人的には、トイレが汚いぐらいしかデメリットが無い電車（ギリシャ国鉄）がおすすめです。
電車のチケットはネットもしくは窓口で購入できるため、さっさと手に入れておきたいのであればネットで購入しておきましょう。
チケットの購入方法や注意点などについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
バスに関しては情報が少なく、「Rome2rio」というサイトを使って調べただけなので、実際の予約方法は分かりません。
美しきテッサロニキで歴史と景色を楽しもう！
テッサロニキという場所はあまり知られていませんが、様々な魅力が秘められています。
治安も良いため、長期滞在したい海外ノマドにもぴったり。
「トビリシやバンコクみたいな定番スポットで働くのは嫌だなぁ〜」と思っているノマドや「宗教建築を見るのが好き！」な方は、ぜひ一度テッサロニキへ遊びに行ってみましょう！
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